2014年2月　パース国際アート･フェスティバル

 

 

西オーストラリア(WA)州最初の文化的なイベントであるパース国際アート･フェスティバル(Perth International Arts Festival)は、オーストラリア国内でも最も長く続いているフェスティバルであり、61回目の今回は2月7日から3月1日まで開催されるが、そのプログラム等が発表された。また昨年11月25日から4月13日までの予定でフィルム･フェスティバルがすでに開催されている。

今回の注目のプログラムのひとつは「Veles e Vents」で、世界でも有名なスペインの野外劇場カンパニー「Xarxa Teatre」の見事な花火、ミュージック、そして光の演出による航海。「Veles e Vents」は2月8～10日にスワン･リバー(Swan River)川岸で無料イベントとして行われる。

ロッテリーウエスト(Lotterywest)及びイベントスコープ(Eventscorp)を通じて州政府が後援する「Veles e Vents」は、素晴らしいオープニング･イベントとして多くの観客にパフォーマンスを楽しんでもらうために、たくさんの演目を3夜にわたり上演する。

このフェスティバルでは、ダンス、ミュージック、サーカス、インタラクティブ、ビデオ＆フォト･アート･インスタレーション他たくさんのパフォーマンスが有料または無料で幅広く開催される。

パース･フェスティバルのアート･ディレクターのジョナサン･ホロウェイ(Jonathan Holloway)氏は「巨大なモニュメントとしての華やかな打ち上げ花火から、ミニチュア･タウン、ミュージック、目を見張るようなビジュアル･アートなど壮大なプログラムは光の世界へ私達を誘ってくれる。このような高いクオリティーのイベントを無料で鑑賞できるフェスティバルは、パース市民のものである」

このアート･フェスティバルは、新しい作品の発表や高いクオリティのアートに触れる体験など、その国際的なプログラムの素晴らしさにより世界的にも高い評価を得ている。フェスティバルには毎年70万人以上の人々が来場する。

詳細はこちらへ：www.perthfestival.com.au