川内優輝(埼玉県庁)は8月31日パースで行われたCity to Surfマラソンにて2時間12分55秒で昨年の優勝者Luka Chelimo(ケニア)の大会記録を破り優勝した。ChelimoはCity to Surfマラソンで2011年と2013年に2度優勝したが、今年は同じくケニアのSimon Kiruiに1分弱の差を付けて2時間15分18秒で2位ゴールした。
この男子マラソンは西オーストラリア州最大の地域スポーツイベント、Perth Chevron City to Surf for Activの目玉で45,000人が4kmから42.195kmのレースをそれぞれ走る、歩く、ゆっくり走るまたは車いすで参加した。レース後、川内は「どのレースにもそれぞれ難しさや美しさがあるが、City to Surfのコースは本当に美しく楽しんで参加できた。」とコメントした。
レースの大部分は川内、2時間8分の記録を持つSamuel Woldeamanuel Gebremichael(エチオピア)、City to Surfマラソン記録保持者Luka Chelimo(ケニア)そして同じくケニアのSimon Kiruiの4選手が先頭を争う形となった。7月のGold Coast Airportマラソンで川内に破れたGebremichaelは先頭集団からの最初の脱落者となった。29km地点でのChelimoとKiruiが100m程前に出た動きにより川内も先頭集団から脱落しそうに見えたが、残り5km地点でいつもの積極性が戻り両ケニア勢を追い越した。
川内はChelimoが昨年打ち立てた記録を21秒縮め2時間12分55秒でゴールを切り、今年になって8試合中5回目の大会新での優勝を決めた。
詳細:
http://perth.perthcitytosurf.com
http://www.perthnow.com.au/sport/city-to-surf/
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