西オーストラリア州政府

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2014.10.16

8校開校へ向けて関心表明公募始まる

Peter Collier; Minister for Education

ピーター・コリア
教育省大臣アボリジニ問題及び選挙担当

公立小学校4校、公立高等学校4校がWA州初の学校教育への民間連携(PPP)の下で約3億7,000万ドル(8校)の資金で建設及び管理されることとなった。10月6日、ピーター・コリア教育省大臣は民間企業からの関心表明の募集を発表した。新設公立小学校4校の建設予定地—Landsdale East, Alkimos South West, Baldivis North and Byford South West。公立高等学校4校—Ellenbrook North, Lakelands, Hammond Park and Harrisdale。
関心表明: https://www.tenders.wa.gov.au/watenders/index.do 2014年11月5日締切り。

「新設校は州政府所有で教育省が全ての教育サービスの責任を負うが、PPPの学校施設の建設、管理方法は他とは大きく異なる。民間企業が学校をデザイン、建設し25年以上管理する。さらに企業自身がデザインや建築費用を調達することとなる。」とコリア大臣は発表した。

マイク・ナハーン財務相は、「PPPは高品質の施設を保証することを目標としている。公立校インフラへの巨額の投資に最高の価値を付けたい。」と述べた。PPPは廃棄物処理、光熱費管理、造園、清掃や警備などの施設管理サービスを含む。

「州政府はそれぞれの学校が運営可能となるまで支払いを開始しないし、業績指標が達成されない場合は支払いを差し引く。そのため企業はスケジュール通りかつ予算内に高品質な学校を完成させるという強い動機となり、高い水準での運営が確約されるだろう。」とコリア大臣は述べた。

PPPはすでにクイーンズランド州、ニューサウスウェールズ州、ビクトリア州、南オーストラリア州にてこのモデルで学校が完成し成功を収めている。