ディーン・ナルダー
運輸大臣財務担当
6,560万豪ドルの州政府、連邦政府によるフリーマントル港コンテナ取引強化を目的とした三件の新規インフラプロジェクトへの投資により港は効率、取扱量を大幅に伸ばしている。ディーン・ナルダー運輸大臣はインフラ完成式典にて北埠頭におけるこれらプロジェクトの重要性を認識した。
二つの鉄道プロジェクトは電車の所要時間を短縮しコンテナターミナルとのよりよい連結を可能にした北埠頭鉄道ターミナルの拡張、そして貨物列車が港とKewdale/Forrestfield地区を繋ぐ線路へ乗り入れを可能にするSpearwoodの交差ループ建設である。
最近完成したばかりの総工費2,720万ドルの第三プロジェクトは2010年の港湾深化によるRous Headの道路開発や埋立てを行った。新規埋立地の産業リースは民間セクターにより開発中である。
ナルダー大臣は「効果的な貨物列車の線路網は効率よいサプライチェーンには必要不可欠であり、競争力を向上させる。州政府は現在のニーズに応えるため、またさらなる成長のため引き続き鉄道プロジェクトに投資していくつもりだ。」と述べた。鉄道プロジェクトはパースメトロポリタン地区周辺、特にフリーマントル港と内地の主要地点間での物流において、より効率的に鉄道を利用することでの道路貨物車両への依存度を減らすのに役立つ。
フリーマントル港はWA州最大の一般貨物港で2013-14年取扱い実績は280億ドル、内港ではWA州コンテナ取引のほぼ全てを取扱い、その数は70万個に及んだ。