州政府の情報通信技術(ICT)支出を大幅に削減しつつサービスと効率の大幅な向上を目的とする西豪州政府の革新的なGovNext-ICTプログラムへの関心表明(EoI)を受付中だ。
ビル・マーミオン西豪州財務大臣/鉱山石油担当によるとGovNext-ICTは使った分だけ支払うものでICTインフラを所有したり、運営したりする必要がないため、政府は本来の仕事に集中できる。政府ICTの80%を占める9つの機関—保健省、教育省、司法省、補正事業省、運輸省、金融庁、警察庁、Main Roads、そして公共交通局—が新プログラムを担当する。
「世界的にみても企業や政府はICTを民間産業のサービスとして購入しており、西豪州政府も独自のICTインフラを購入、所有、運営する理由はない。」とマーミオン大臣は述べた。
このまま現在の所有&運営するモデルを続けると今後10年間で30億ドル超を ICTインフラに投入することになるため、GovNext-ICTは西豪州始まって以来、最も重要な政府ICTプロジェクトである。地域の政府機関との連結が向上することで特に保健、司法、教育分野においてより多くのオンラインサービスを提供でき、また長期的にはGovNext-ICTプログラムにより、西豪州を世界の技術ハブにするための基盤となる民間企業による地元インフラの構築を促進することが期待されている。
GovNext-ICTへのEoIは2016年1月11日に締め切られる。
詳細はこちらをご覧ください。:https://www.tenders.wa.gov.au/watenders/index.do