西オーストラリア州政府は11月2日、西豪州イノベーター・オブ・ザ・イヤー授賞式で州政府初のイノベーション戦略を発表した。州の力強いイノベーション経済をさらに発展、拡大させるとういう州政府の構想を描いた2000万ドル戦略の柱は、州政府が技術に特化した個人投資家とともに共同投資を行う550万ドルプログラムである。
計画は業界との4ヶ月におよぶ協働後に発表され、250名を超える業界の専門家から770を越すアイデアが発表された7月の西豪州イノベーション・サミットから始められた。最高情報責任者事務所がそれらのアイデアを抜粋し、以下4分野へ分類した。
政府の西豪州スタートアップ・プログラムより最大の金融投資が提供された。イノベーターらに、その投機的事業を見積もる機会を提供するため、政府が投資を個人投資家と適合させる。政府によると、共同出資は個人投資家が「承認」したときのみ可能となり、投資決定は「既定の指針」と連携している。
ビル・マーミオン西豪州イノベーション担当大臣は「州政府はイノベーション、起業家精神、商品化が普通のことである環境を育んでいる。ビジネスや業界パートナーには既存の、また将来的な可能性を地元で拡大する態勢を整えてもらい、州経済に恩恵をもたらし、雇用を創出してほしい。この4年間戦略を作成するために州政府は、数百名の州イノベーション経済の専門家と協働してきた。この文書の主要なコンセプトはこれから支援を受ける、まさにその人々から集められたものだ」。
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