ベン・ワイアット西豪州財務大臣は、ゴールドフィールドの主要な金プロジェクト2件(ダシアン・ゴールド社マウント・モーガン・プロジェクト、グルーヤ・ゴールド・プロジェクト)が生産に入ることで、今後18ヶ月で600超の雇用が創出されるという報告を受け、金業界からの明るいニュースを歓迎している。
これは、9月16日に金探鉱企業エコー・リソーシズ社株価が2倍となったのに続いて、9月18日にセント・バーバラ社株価が過去6ヶ月の最高値を記録するというオーストラリア証券取引所の強い兆しに繋がっている。
イーガン・ストリート・リソーシズ社は9月14日に、ミッドウェストのロスセイ・ゴールド・プロジェクトのさらなる掘削のための大幅な追加資金400万ドルを拠出することを発表し、金鉱山の探査や掘削も継続している。
強い金価格もまた、2週間前に開坑したばかりのローズ・ダム金鉱山を含む多数の小規模鉱業プロジェクトへの民間投資を後押ししている。
ベン・ワイアット財務大臣は、「州金業界から雇用についての明るい知らせを受け大変嬉しい。州予算と金ロイヤルティを1オンス(oz)あたり20ドル増加するという新たな政策発表後に、プロジェクトの新たな拡大計画や、追加の資金調達、追加の雇用創出計画などについて聞かない日は一日もなかったようだ。すべての関係者が祝福されるべきであり、このように好景気な業界は頼もしい限りだ」と述べた。
州予算が発表された2017年9月7日以来、金価格は1,630ドル超/ozを維持している。