カーティン大学により開発された果物や野菜の新鮮さを長持ちさせる革新的技術が三菱商事西豪州イノベーター・オブ・ザ・イヤー2017最優秀賞を受賞した。
11年目となるこの賞は、飛び抜けて革新的な製品や技術、サービスを開発した優れた西オーストラリア人を認め報酬を与える。その革新は、開発途上や成長段階でなければならず、また州に経済的、社会的、環境保安上の利益をもたらすことを実証するものでなければならない。
準決勝および決勝への出場者は、商品化に向けて相談やプレゼンテーション研修、事業開発や金融などの面において助言を受けられる。
カーティン大学は、果物や野菜の品質が保たれる保存、貯蔵そして輸送期間を延長できるエチレン阻害化合物を開発し、三菱商事西豪州イノベーター・オブ・ザ・イヤー2017最優秀賞を受賞した。
その他の受賞者:
デーブ・ケリー西豪州イノベーションおよびICT大臣は次のように述べた。「西豪州イノベーター・オブ・ザ・イヤー・プログラムは州経済を改革し、州へ新たな雇用を創出する企業やアイデアを評価する。州政府は、アイデアを商品化する企業を長年にわたり支援してきたこのようなプログラムを通して、イノベーション分野の支援に尽力していく。プログラムの後援者であるフィオーナ・ウッド教授や三菱商事、ウッドサイド、サウス32など主要スポンサー、また関わったすべての人々に感謝を申し上げたい」。
今年の受賞者は145,000ドルの賞金を分け合う。
詳細は、こちらをご覧ください。http://www.jtsi.wa.gov.au/wa-ioty.