マーク・マガウワン西豪州首相は、シェブロン・オーストラリアが操業するオンスロー(Onslow)西12kmに位置するウィートストーン・プロジェクト(Wheatstone Project)第2トレインからLNG生産を開始するという当社の発表を歓迎した。プロジェクトは、今後30年間で300名以上のフルタイム雇用が期待されている。
シェブロンが操業するウィートストーンLNG施設は、シェブロン・オーストラリア子会社(64.14%)、クウェイト海外石油探鉱会社(KUFPEC: 13.4%)、ウッドサイド・ペトロリアム(13%)、九州電力(1.46%)と一部JERAが所有するパンパシフィックエネルギー株式会社(PE 社)子会社のPEウィートストン社(8%)による合弁事業。
プロジェクト建設時には200億ドル超が州内の物品・サービスに費やされ、7,000名超の雇用が生まれた。オンスローに隣接するウィートストーン・プロジェクトは、地域ビジネスやサービスに費やされた4億5,500万ドル、プロジェクトの2億5,000万ドルおよび地元インフラ施設への貢献など、成長促進剤となってきた。
州の長期的エネルギー需要の確保を目的とした西豪州政府のガス政策を順守しつつ、LNG輸出プロジェクト開発企業はまた、ガスを州内市場に供給できるように保証することで、ウィートストーンは、州向けガス施設が操業を始める年内とされる建設最終段階では、日産200TJのガスを州ガスネットワークに追加で供給する能力を持つ。
マーク・マガウワン西豪州首相のコメント:
「将来的に西豪州へ数百もの雇用創出を保証するウィートストーン・プロジェクトの重要な節目を迎えたシェブロン・オーストラリアを祝福する。この功績は、州経済が改善し、自信が高まり、雇用が創出され、再び軌道に乗っているというさらなる兆候である。石油ガスプロジェクトは、州経済を推進し、業界内の雇用や、その他経済にも調整昇給効果を与え収益を生み出す」
ナイジェル・ハーン シェブロン・オーストラリア社長のコメント:
「ウィートストーン第2トレインからのLNG初生産は、素晴らしい業績であり、パートナー企業、顧客、請負業者、政府、地域社会そしてこの素晴らしい財産となるプロジェクト遂行のために、貢献した多くの人々の協力の証である。顧客と密接に連携し、今後数十年にわたり、安全で信頼できる天然ガスサプライヤーとして尽力していく」
シェブロンは、2018年3月期にゴーゴン(Gorgon)およびウィートストーン(Wheatstone)プロジェクトから69件のLNG出荷を報告した。