2018年12月26日ANA(全日本空輸株式会社)は、東京−パース間の直行便を2019年9月1日より新規就航すると発表し、日本と西オーストラリア州は再び直行便で結ばれる。
ANAは、ボーイング787機にてパース国際空港と成田国際空港間を毎日運航する予定。
ポール・パパリア西オーストラリア州観光大臣、西オーストラリア州政府観光局、オーストラリア政府観光局、パース国際空港の代表者が直行便復活を目指し協力して昨年日本を訪れ、今度は8月に州政府がANA側をパースへ招待し、このような重要な合意に至った。
日本は現在、西豪州への訪問者数で9位で2017-18年には28,700名が日本から訪れ、滞在中に6,000万豪ドルを支出し、日本は支出面で11位となった。
直行便により今後3年間で、日本からパースへ約76,000人が訪れ、1億7,500万豪ドルを州経済にもたらし、数百もの新規雇用を創出すると予測されている。
休暇や西豪州に滞在中の家族や友人を訪れるため、あるいはビジネスのためにパースへ訪れる日本人の増加により、州のホテルやレストラン、バーやカフェは賑わうだろう。
ポール・パパリア西オーストラリア州観光大臣のコメント:
「州政府は、パースがいかにオーストラリアの西の玄関となり、訪問者を増やし、経済を多様化し、雇用を創出するかをまとめた2年間行動計画を今年初旬に発表した。
計画の重要な部分は、特に2011年以降パースへの直行便のなかった日本のようなマーケットからの州への航空アクセスを増加させることだ。
パース−東京の直行便運航決定は、州にとり素晴らしい勝利で、これにより、より多くの日本人が西豪州を訪問し、この重要な市場を成長させることができる。
パースはオーストラリア最高のホテルを誇り、3,000室以上の新規ホテル客室がここ数年間でオープンしたばかりだ。またパースは、日本人観光客が州内の魅力ある各地域へ旅行するのにも最適な出発地である。
直行便を再開させるという重要な合意に至るまでに関わった全ての人を祝福したい。2019年9月の就航を心から楽しみにしている」
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