西オーストラリア州住宅/鉱山石油省大臣
ビル・マーミオン(Bill Marmion)
2013年、西オーストラリア(WA)州鉱物石油セクター生産高は1,138億ドルとなり2011年の1,080億ドルを超え、史上最高値に達した。ビル・マーミオン住宅/鉱山石油省大臣は、この新記録は2012年より110億ドルの増加、15%の伸びであると発表した。
2013年の豪ドル下落はWA州の鉱物石油の輸出価格に強みを与えた最大の要因であり、年間を通じて豪ドル安が物価の下落を止めたとマーミオン大臣は述べた。鉱業セクターでの販売額はまた、日用品等の増加にもよる。
鉄鉱石は州の最も重要な輸出品であり続け、 鉱物セクター全生産高の実に76%(680億ドル)を占め、継続している強い需要が2013年の販売数量を16%増やし、5億5,600万トンとなった。金は鉱物として2番目に重要な産物であり、総売上高は87億ドル、全鉱物収益の10%となった。
アルミナ、ニッケルは長期にわたりWA州のそれぞれ3番、4番目の重要な輸出品目である。アルミナの総生産高は約13%増え、41億ドル、ニッケルは10%減の34億ドルとなった。
2013年、247億ドルという記録的な売上高となった石油セクターはWA州にとり鉄鉱石に次ぐ第2の重要セクターである。原油、コンデンセート、LNG、天然ガス、LPG(ブタン、プロパン)を含む石油は、プルートLNGの操業開始、原油とLPGの販売量、価格の下落の対応により、昨年と比べ僅か1%の伸びとなった。
この新記録は資源分野がWA州経済の柱であることを再認識させ、資源分野がいかに強く機能しているかをよく表しているとマーミオン大臣はコメントした。