西オーストラリア州政府

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2011.11.24

三菱デベロップメント社がクロスランズ・リソーシズ社及びオーカジー事業の全権益を取得

三菱商事株式会社の完全子会社三菱デベロップメント社(Mitsubishi Development Ltd.)は、ジャック・ヒルズ拡張事業(Jack Hills Expansion Project)オーナーのクロスランズ・リソーシズ社(Crosslands Resources Ltd.)並びにオーカジー・ポート・アンド・レール(Oakajee Port and Rail Project)のすべての権益をマーチソン・メタルズ社(Murchison Metals Ltd.)より買収する条件付契約を交わした。

現在、三菱デベロップメント社とマーチソン・メタルズ社とは、クロスランズ・リソーシズ社の権益を50%ずつ保有しているが、この契約の成立によりマーチソン・メタルズ社保有のすべての権益を取得する。

同時に三菱デベロップメント社は、マーチソン・メタルズ社が保有するオーカジー・ポート・アンド・レール事業の25%の権益買収にも同意し、それにより現在同社が保有する25%及びクロスランズ・リソーシズ社の50%を合わせると同社は、オーカジー事業の全権益を所有することになる。

クロスランズ・リソーシズ社は、現在ジェラルトン(Geraldton)北東380kmのジャック・ヒルズ鉄鉱山を運営し、高品質な鉄鉱石を年間約200万トン生産している。この生産高を今後25年間3,500万トン超とするジャック・ヒルズ拡張プロジェクトについては、最近西オーストラリア州環境保護当局から推薦状を受領した。

オーカジー・ポート・アンド・レール事業は、クロスランズ・リソーシズ社の発展及びこの地域の他鉱山の開発を含めて計画され、ジェラルトン北25kmのオーカジーへ新鉄道500kmの建設が予定されている。オカジーでは大規模な資源加工及び輸出産業等の世界クラスの工業地域建設のために、鉄道インフラや専用建造物を備えた新深海港が開発される。

2012年2月に行われるマーチソン・メタルズ社の株主総会において、この譲渡についての承認が行われることになっている。