西オーストラリア州政府

ニュース


2011.08.04

「レッドドッグ」ピルバラ初公開のために帰還

Red Dog image

プランニング相;文化芸術相;科学イノベーション相
(Minister for Planning; Culture and the Arts; Science and Innovation)
ジョン・デイ(John Day)

多くの国際映画祭を転戦した「レッドドッグ(Red Dog)」は、オーストラリア国内主要映画館での8月4日封切りを前に、7月27日WA州での初公開のためにピルバラ(Pilbara)に帰って来た。「レッドドッグ」は、1970年代に西オーストラリア(WA)州奥地をヒッチハイクし、時には人々に飼われ、コミュニティを結びつける役目を果たしながら放浪した牧羊犬の物語である。原作は「コレリ大尉のマンドリン」の作者ルイ・ド・ベルニエールの同名小説で、撮影はWA州のダンピア(Dampier)、ピルバラ(Pilbara)、カラサ(Karratha)などで行われた。

映画製作は、州政府の支援によりスクリーンウェスト(ScreenWest)、ピルバラ開発委員会、地域ロイヤルティ制度プログラムの協力のもと行われた。ジョン・デイ(John Day)文化芸術相は次のように述べた。「この映画はWA州の物語そのものであり、堅く結ばれたコミュニティの温かさ、強さ、誇り、意識を思い起こさせ、私達はそれらをオーストラリア国内や海外の観客とともに共有することができる」

「レッドドッグ」は2011年ベルリン国際映画祭にて世界初公開され、その後ロンドン、イスラエル、米国、メルボルンの映画祭で上映された。ヴェイル映画祭(ダラス/米国)では観客賞、そしてシェフィールド・ショーコモーション・ヤングピープル映画祭(英国)でベスト映画賞を受賞した。

出演はジョシュ・ルーカス、ラケル・テイラー、ジョン・バチェラー、アーサー・エンジェル、ロハン・ニコル、ルーク・フォード、ケイシャ・キャッスル・ヒューズ、ノア・テイラーなどの国際的キャストを迎え、そして犬のココの名もタイトルロールにある。脚本はダニエル・タプリッツ、監督はクリヴ・スタンダーズ、そしてネルソン・ウェスとジュリー・ライアンにより製作された。

「レッドドッグ」の詳細は、映画公式ウェブサイトへ:
www.reddogmovie.com