西オーストラリア州政府

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2011.08.01

州政府、ウラン産業を支援

Norman Moore 2

鉱山石油相/水産相/選挙管理相
(Minister for Mines and Petroleum;Fisheries;Electoral Affairs)
ノーマン・ムーア(Norman Moore)

6月上旬、パースで始めて開催されたAusIMM国際ウラン会議において、ノーマン・ムーア鉱山石油相は、地球規模のエネルギー支援としてのウラン供給を安全に開発するという西オーストラリア(WA)州政府の方針を繰り返し強調した。ムーア鉱山石油相は、WA州の主要貿易相手国にとって原子力が多様なエネルギーのひとつとして重要であることに変わりないとし、「ウランの長期的見通しは明るく、これはWA州でのウラン探査の発展にも反映される」と述べた。

WA州のウラン探査費は2009年に比べ87%増加し、2010年は8,400万ドルでウランの国内探査費の44%を占めた。WA州には約30鉱床で酸化ウラン207,000トン以上の資源量があると見られ、すでに州と連邦政府認可プロセスを経ている次の4事業がある。Yeelirrie(BHPビリトン)、Wiluna(トロ・エネルギー)、Lake Maitland(メガ・ウラニウム)とKintyre(カメコ/三菱JV)。

ムーア鉱山石油相は、WA州でのウラン採掘と輸送について現地では懸念があることを承知していると述べ、WA州の適切なシステムや法制度により産業分野での安全を確実なものとすることができると自信を示した。「WA州は40年以上もの間、鉱物砂とタンタル採掘から生じている放射性物質を効果的に制御してきたことに対する認識は重要である」とし、「これは製品の輸送、放射性廃棄物の管理や放射性物質の輸出についても含む」と語った。