西オーストラリア州政府

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2011.07.20

ニンガルーコースト世界遺産登録決定

Ninagloo

西オーストラリア(WA)州首相/開発相
コリン・バーネット(Colin Barnett)

環境相/水資源相
ビル・マルミオン(Bill Marmion)

ニンガルーコースト(Ningaloo Coast)は、6月下旬パリで開かれた世界遺産委員会において、その美しい自然景観と生物多様性が評価され国際的に最も権威ある世界遺産登録に決定された。コリン・バーネット州首相とビル・マルミオン環境相は、世界遺産登録により、この地域の際だった美しい自然と生物の豊かさが正当に評価されたと歓迎の意を表した。

ニンガルーコーストは、WA州政府の支持を受け連邦政府により世界遺産登録候補に指名された。登録区域はニンガルー・マリンパーク、ケープレンジ(Cape Range)国立公園、ムイロン(Muiron)諸島を含む604,500haである。

ニンガルーコーストの世界遺産登録は、ケープレンジとニンガルーリーフの素晴らしい自然景観や珊瑚礁の豊かな生物多様性が認められたものであり「この地域への観光客は、世界でも最大の群れをなすジンベイザメだけでなく海洋哺乳類、カメ、マンタなどに遭遇するチャンスがあり、またケープレンジでは多様で珍しい動植物を見ることができる」とバーネット州首相は述べた。

マルミオン環境相は、この世界遺産登録は、海洋と陸地環境保全のネットワークを基盤とした適切な総合管理体制が認められた証であるとし「世界遺産登録は、この地域の重要性が世界的にも高く評価されたということである。この登録により政府と地域が協力して、この地域の保護や持続可能な自然を基盤としたツーリズムの恩恵をコミュニティーへ還元することができる。ニンガルー・マリンパークとケープレンジ国立公園には、年間25万人以上の観光客が訪れ、ガスコイン(Gascoyne)地域には1億4100万ドルの経済効果があった」と述べた。

WA州の世界遺産登録は、シャークベイ(Shark Bay)、パーヌルル国立公園 (Purnululu National Park)、フレメンタル(Fremantle)刑務所がある。