オーストラリア･マリン･コンプレックスのマトリックス社施設

金融相/商務相/中小企業相(Minister for Finance; Commerce; Small Business)
サイモン･オブライエン(Simon O’Brien)

サイモン･オブライエン商務相は、6月初め、ヘンダーソン(Henderson)にあるオーストラリア･マリン･コンプレックス(AMC)において、マトリックス･コンポジッツ＆エンジニアリング社(Matrix Composites and Engineering)新施設のオープニング式典を開催した。この施設は、世界最大かつ最も精巧な海洋浮力ライザー製造プラントと約2万平方メートルの屋内作業所で構成されている。

マトリックス社は、海底油田、ガス田、鉱業、軍事産業への先進技術製品製造企業として驚異的な成功を収め、｢AMCは、同じ目的を持った企業や産業を集積させ、西オーストラリア(WA)州企業の国際競争力を高めるなど、大規模資源事業を支援するという重要な役割を遂行するために開発された｣と、オブライエン商務相は述べた。

マトリックス社は、先進技術製品製造においてオーストラリアのトップメーカーであり、現在それらの製品を世界30カ国以上へ輸出している。2010年、マトリックス社はWA州産業輸出賞とオーストラリア輸出賞の両賞において、大規模先進製造カテゴリー賞を獲得した。

AMCのマトリックス社新施設は、AMC共有施設の東に位置する8.3haの敷地に2つのステージに分けて建設されている。この敷地は4億ドルの州資金投入により完成したインフラ設備の直近にある。