コリン・バーネット西オーストラリア(WA)州首相は、WA州の最重要経済パートナーである日本を公式訪問し、5日間の滞在中に産業界や政府要人との会談を行う。バーネット州首相は、既存の貿易や投資関係を強化するだけでなく、WA州資源やインフラ整備の発展のために、さらなる参入を促すつもりであると述べた。
「日本はWA州にとって2番目の輸出市場であるが、WA州の発展を続ける鉱物やエネルギー分野、また新しい輸出インフラ整備などへの参入により、日本の産業界はより多くの可能性を得ることになる」「昨年の日本市場への州総合輸出額は180億ドル以上であり、日本企業はWA州での新しい資源・産業プロジェクトに深く関与している」
「私は、日本企業が将来の資源確保を確実にするために、より広い視野をもちWA州への投資を行うことを大歓迎していると伝えたい。またそれによりWA州での先進加工処理や原料製造などの開発機会をも得ることができる」
州首相は、3月5~9日の日本滞在中、WA州関係者とともに将来の投資計画や可能性について、下記を含む企業幹部と協議する予定だ。
バーネット州首相は、伴野外務副大臣を含む日本政府高官とも会談を行い、駐日オーストラリア大使主催の昼食会にて講演をする。また州首相は、兵庫県とWA州との姉妹提携30周年記念を祝うために井戸敏三兵庫県知事が主催する式典にも参列する。
日本訪問後、州首相は韓国へ初の公式訪問(3月9~12日)の予定だ。