カラサ(Karratha)を超短期間の内に、少なくとも5万人規模の都市にするWA州の画期的事業ピルバラシティズ・ビジョンに、オーストラリアや世界的な大手ディベロッパー9社が正式に関心表明を行った。昨年暮れの関心表明 (EOI) の後9社は、カラサ中心のほぼ6haの優良土地5区画と沿岸のモラタガ(Mulataga)の160ha以上の宅地開発の申請をした。
一旦開発されればモラタガは2,500戸以上の海岸に沿った高級住宅地区となり、カラサと海が直接つながることになる。昨年暮れ、フィンバー・グループ(Finbar Group)により2011年初期から始まる最初の高層住宅と商業複合施設開発が発表されたことにより、多くのディベロッパーがその後に続くことになった。
ブレンドン・グリルス(Brendon Grylls)地域開発相(Regional Development and Lands Minister)は、モラタガシ/シティセンターEOIへのディベロッパーの反応は、この地域に活気あふれる大都市を建設するという州政府のピルバラシティズ・ビジョンに大きな勢いが加わったことを証明した、と語り「地域ロイヤルティ制度を通して、今後4年間ピルバラ地域に10億ドルの追加投資をするが、これにより民間セクターから強い関心が寄せられている」とグリルス地域開発相は述べた。
国内外のディベロッパーは、カラサのような町が大規模な経済の中心となる可能性があることをはっきりと認めている。西オーストラリア州政府は民間セクターと協力して、さらに住みよく設備の整ったノースウェストの中心として、短期滞在の繰り返しを断ち切り、家族との定住を促進することを約束した。
ディベロッパーの最終候補者は2月末に発表され、売買契約のために候補者へ提案依頼書(RFP)の作成要請へ移る。
詳細はランドコープ(LandCorp)のウェブサイトへ:
www.landcorp.com.au