2016年4月、第18回国際LNG会議((LNG18)がパースにおいて開催されることが決定された。先週、テキサス州ヒューストンで開かれた国際ガス連盟、ガス技術研究所、国際冷凍協会の代表により組織されているLNG16運営委員会において発表された。
コリン・バーネット(Colin Barnett)州首相は、予てよりこの立候補を支持し、パースで開催されるLNG18成功のために州政府の支援を約束していた。州首相は、この会議によりエネルギー分野のビジネスやコンファレンスの中心としてのパースの評価が高まるであろうとし「LNG 18は世界の主要ガス製造やエネルギー事業の首脳陣が訪れ、パースへ多くの注目が集まるだろう」と語った。
「西オーストラリア(WA)州は、すでに世界6位のLNG輸出額を誇り、1400億ドル以上相当と見込まれるLNG、進行中のガスプロジェクト、最終投資決定に近づいているものなどを含めるとトップ2に入ると見られる。LNG18によりパースがアジア太平洋地域での産業の中核を担っていることや、またエネルギー供給元としてWA州の重要性が高まっていることを、多くの関係者に示す重要な機会である」
州首相は1998年LNG12のWA州パース開催時に、リチャード・コート(Richard Court)政府での資源開発エネルギー相として、その獲得を先導した経験がある。
LNG18の経済効果は5,000万ドル以上と見込まれる。パース・コンベンション・ビューローはパースやWA州でのビジネスイベント開催のマーケティングについて責任を担い、昨年には今後4年間で247,000泊以上の宿泊とWA州に9,300万ドル以上の経済効果が生まれるビジネスイベントを確実にした。