西オーストラリア州政府

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2014.03.31

初開催の日本祭、密接な繋がりを強調

Japan_Festival_Perth

2月下旬、パースにて開催された日本祭にて西オーストラリア(WA)州と日本との関係が再認識され祝福された。マイク・ナハーン西オーストラリア州エネルギー大臣市民権・多文化担当は州議会近くの兵庫フレンドシップガーデンにて開催された開会式に参加した。この庭園は、WA州と兵庫県の姉妹提携関係締結30周年を祝い2011年に州に贈呈されたものである。

日本祭はパースの日本人コミュニティが他のWA州の人々や地元の企業とともに日本文化を広め、長期にわたる日本とWA州との関係に関してより認識を深めるという素晴らしい例であるとナハン大臣は述べた。西オーストラリアには活気のある日本人コミュニティがあり3,500名を超す在留邦人がいる。

祝賀会には在パース日本国総領事館、舩山光一総領事を含む290名が参加し、祭の開催を記念し、コリン・バーネット州首相兼州開発省大臣(Colin Barnett, Premier and State Development Minister)は「WA州と日本は強固な貿易関係、歴史の共有に根付く、長期にわたる相互に恩恵をもたらす関係を保持してきた。ローバックベイにて真珠の養殖に励んだ日本人から州の鉄鉱石、LNGセクターへの日本からの投資まで我々の関係は長い年月をかけて文化、経済交流を通して培われてきた。」と述べた。

日本祭はパースにある日本の様々な団体により日本文化や日本との友情を促進する目的で開催され、同時に農業セミナー、フリーコミュニティフェスティバル、日本の食・工芸・武道・ポップカルチャー・ファッション・音楽・ダンスの発表も行われた。

パースで日本祭が開催されたのは初めてだが、開催者は毎年開催のイベントになればと期待している。