子供向けの体験型展示とショーで人気のオーストラリア科学教育プログラムが4月下旬から5月初旬にかけて初めて日本ツアーにやって来ます。
クエスタコン(豪州国立科学技術センター)による2014サイエンスサーカスツアージャパンは、2011年3月に発生した東日本大震災により被害を受けた地域を支援するために宮城、岩手、青森の3県と東京お台場の日本科学未来館にて開催されます。
オーストラリアでは、このサイエンスサーカスツアーは、科学博物館がないために科学の楽しさを経験する事の出来ない小さな田舎町に住む子供達のために活動しています。今回、サイエンスサーカス団は、日本でも同じように宮城県南三陸町、岩手県盛岡市、久慈市、そして青森県三沢市の小中学校や科学博物館を巡る予定です。また、日本科学未来館でも4月26日、27日にサイエンスショーを行います。
プログラムのジャパンツアーでは、ロープやボールを使って学べる30種類の展示や、サーカス団メンバーによる実演を通して科学の楽しさを感じられる教育ショーが開催されます。
今回のツアーは、駐日オーストラリア大使館の後援で豪日交流基金、オーストラリア外務貿易省の助成により開催されます。またツアーにはパースにある科学博物館サイテック(Scitech www.scitech.org.au)の映画イベントコーディネータ、レネー・セイヤーズ氏も参加しております。
このツアーは、日本とクエスタコンとの長期にわたる関係を強化してくれるでしょう。クエスタコンの現在の建物はオーストラリア建国200年を記念し、1988年に日本政府からの多大な寄付により建設されました。
詳細は以下をご覧下さい。http://www.miraikan.jst.go.jp/event/