コリン・バーネット 州首相兼州開発省大臣
アルバート・ジェイコブ環境大臣遺産担当
オーストラリア最大級かつ最重要な国立公園の一つが西オーストラリア州南岸の観光と地域経済の活性化のために4千万ドルをかけて改修を行っている。フィッツジェラルド・リバー国立公園の新施設のオープンは6月初旬の予定で、改善されたアクセスと新施設は地域経済に多大な利益をもたらすだろうとバーネット州首相は述べた。
バーネット州首相は「国立公園は西豪州南岸の主要な観光名所で、州南部のどの保護区よりも多くの固有動物が生息し、そのユニークな動植物生態系は世界的にも名高い。壮観で多様性に富んだ景観は環境客を惹き付け、この改修プログラムが完成すると南岸の絶景へのアクセスが改善されると同時に国立公園の保護も改良されるだろう。」と述べた。公園内には西豪州固有種の約20%の植物が生息し1,883種のうち75種は世界中でここだけに生息する。
州政府及び連邦政府は道路アクセス、キャンプ場、レクリエーション施設や散歩道の改修に4千万ドルを投じた。約3千万ドルは40kmの再生、舗装工事を含む道路改修工事に使われ、さらに州政府により40kmの砂利道の整備も行われた。
アルバート・ジェイコブ環境大臣によると1千万ドルは公園内のピクニック広場、展望台、散歩道、キャンプ場や駐車場の改修に使用され、公園設立後初めて、公園東部の全てのレクリエーション施設及びキャンプ場へあらゆる天候に適したアスファルト舗装された幹線道路からアクセスできるようになった。
フィッツジェラルド・リバー国立公園: http://parks.dpaw.wa.gov.au/park/fitzgerald-river