オーストラリアの政治家、経済界、芸術界の有力者らが昨夜クラウンパースにてトニー・アボット豪州連邦首相、コリン・バーネットWA州首相兼開発省大臣共同主催の安倍晋三首相、昭恵夫人歓迎晩餐会に参加した。
250名に及ぶ招待客は経済界、芸術界、政府関係そして教育機関など様々な分野の出身者で、それぞれ日本と強い繋がりを持つ。クラウンカジノ会長ジェームズ・パッカー氏、ハンコックプロスペクティング社会長ジーナ・ラインハート氏、リオティント社CEOサム・ウォルシュ氏、ウッドサイド社会長マイケル・チェイニー氏、リチャード・コート前WA州首相、ジュリー・ビショップ豪州外務大臣、マイク・ナハンWA州財務相エネルギー大臣市民権多文化担当、ジョン・デイWA州企画大臣文化芸術担当、ビル・マーミオンWA州鉱山石油省大臣住宅担当など。
晩餐会では食用ザリガニの一種マロンのトリュフ添えやラムロインステーキなど州の最高級品がレッドバンク、ルーウィンエステート、ヴァスフェリックスやリトルクリーチャーズのシャンパン、ビールやワインと共に振る舞われた。
バーネットWA州首相は安倍首相とリオティント社の保有するピルバラ地区ウェスト・アンジェラス鉄鉱山を訪れた後、個別会談を行い、安倍首相は日本との関係の深いWA州を訪問できたことを大変嬉しく思うと述べた。
また晩餐会の前に安倍首相、アボット首相は21世紀における豪日関係のさらなる発展に貢献すべく結ばれたリオティントと東京大学間の東京大学での豪日研究講座の開設のための覚書の署名に立ち会った。