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2014.10.20

WA州自動採鉱技術で世界安全基準設定に貢献

Roley-Marmion_image

ビル・マーミオン
WA州鉱山石油省大臣住宅担当

9月末ビル・マーミオンWA州鉱山石油省大臣は、WA州自動採鉱技術の新実施規則及び指針案を検討する為にパース入りした国際標準化機構(ISO)の代表らに対し「自動採鉱技術の発展において先頭を切ってきたWA州はこの急成長する技術の世界安全基準設定に重要な役割を果たすだろう。」と述べた。

また、「この新提案は将来の鉱山開発においてWA州のリーダーリップを示すもので、単に商品だけではなく専門知識や技術をも輸出することとなる。すでにBHPビリトン、リオティント、そしてFMGは、パースや現場から遠隔操作できる自動採鉱機を導入しており、州政府も自動採鉱技術が安全に使用されるように努力していく。」と述べた。

鉱山石油省と WA州鉱物エネルギー評議委員会(CME)がISO技術委員会とWA州新実施規則及び指針案を発展させてきた地元のワーキンググループとのミーティングを主催。ワーキンググループは規制機関、自動採鉱システム構築者と操業者の代表らから成る。

ISO技術ワーキングループは2日間の日程で、将来の鉱山開発のための世界基準の発展に重点を置き国際安全基準を発展させるため討議を行った。ISO技術委員会127(ISO/TC127)は土木産業、鉱山採掘、一般の建築工事における機械使用の商業・安全規格を発展させている。ISO基準は安全に使用できる機械の開発という共通のゴールに向けて機械操業者、保健安全機関そして製造者との協力により発展してきた。

写真:
ISO技術委員会ISO/TC127会長ダニエル・ロレイ氏、ビル・マーミオンWA州鉱山石油大臣
BHPビリトン自動採鉱センター(パース)
出展:ABCニュースオンライン