西オーストラリア州政府

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2015.02.13

豪州初の廃棄物発電施設

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アルバート・ジェイコブ環境大臣遺産担当はパース近郊、イースト・ロッキンハムに、豪州初となる家庭ごみを処理し年間23,000世帯へ電気を供給できる廃棄物発電施設建設の環境承認を行った。ジェイコブ大臣は環境保護局の助言に基づき、この新エネルギー廃棄物発電施設および物質回収施設の承認を行ったと伝えた。

「この開発は豪州都心部で、混合廃棄物から無害の残留廃棄物へ処理する初の大規模な廃棄物発電施設を建設するという重要な一歩である。」とジェイコブ大臣は述べた。施設は2017年完成を目指し、キウィナナ産業地域に建設予定だ。

廃棄物発電技術は、物質を埋め立てるのではなく、リサイクルには不適な残留廃棄物から物質やエネルギーを回復させる。残留廃棄物を廃棄物発電工程へ移動する前に、金属やプラスチックのようなリサイクル可能な物質を抽出する物質回収施設を併設している。

「この新施設は年間225,000tまでの廃棄物処理を行うことができ、これは2012-13年埋め立てられた都心部の廃棄物の約9%に匹敵し、年間23,000世帯分(約16㎿)を含む、18.5㎿の電力を作ることができる。

数十年にわたる廃棄物処理技術の向上は、これらの施設が多くの国々で高排出基準にて操業していることから理解できる。また、施設はEU内で操業している施設に課されたのと同様の厳しい環境保護基準を満たすことが求められるとジェイコブ大臣は述べた。

新エネルギープロジェクト推進のため、環境保全法のもとに作業承認やライセンスなど別の州政府機関の承認も必要となる。