西オーストラリア州政府

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2015.05.25

豪環境相「キンタイヤ」ウラン開発を承認

 

Pilbara_uranium_mine_500ビル・マーミオン財務大臣鉱山石油担当は、連邦政府グレッグ・ハント環境相(The Hon Greg Hunt, Minister for Environment of Australia)によるイーストピルバラ地区のキンタイヤ(Kintyre)ウラン鉱床への環境承認を歓迎し次のように述べた。「この承認は西豪州ウラン産業を前進させる重要な決定だ。地域コミュニティ、さらには州へ雇用と恩恵をもたらすウラン鉱床開発の大きな節目に辿り着いたことに、オペレーターであるカメコ・オーストラリアを祝福したい。」

 キンタイヤ鉱床は先月、西豪州アルバート・ジェイコブ環境大臣遺産担当より条件付き承認を受けていた。プロジェクトは5年以内に開始すること、厳しい報告条件に従うこと、環境データを公表すること、動物相の保護対策を広範囲に取ることなどが条件とされた。

 「州政府はウラン産業の発展に責任を持って尽力してきており、強固な安全・環境規制を整えているので州民は安心して欲しい。」とジェイコブ環境大臣は述べた。

 「州内ではWiluna、Yeelirrie、Mulga RockそしてKintyreにおいて4件のウランプロジェクトが進行中で、連邦政府自由党が2008年に採鉱禁止を解禁して以来、すでに3億ドル以上がウラン開発に投資されている。価格回復の兆しと、インドとの輸出契約の進展により2020年までにウラン輸出は10億ドルを見込まれている。」とマーミオン大臣は伝えた。