西豪州を世界最高のグルメツアー観光地とすることを目的としたTaste 2020が9月コリン・バーネット西豪州首相兼開発省大臣科学担当により発表された。グルメ&ワインツアー戦略Taste 2020は西豪州を世界的に有名なグルメ&ワインツアー観光地に成長させる目的で州政府が水産業、農業、飲料メーカーそして観光業と協力している。
「旅行先を考えるとき、西豪州の世界一美しい自然に次いでフードとワインは重要で、西豪州はグルメ&ワインツアーのトレンドを活用するのに最適の環境だ。西豪州は世界最高の素晴らしい自然環境だけでなく、最高級ワインと新鮮かつ高品質な料理を提供できる。」
バーネット首相によると、戦略には全体的なサービスの向上、フードとワイン産地巡りコースの開発・普及、アボリジニ文化体験機会の拡大、そしてフードやワインフェスティバルの振興などを含む。キム・ヘイムズ西豪州副首相兼医療/観光大臣によると、戦略はTNSオーストラリアとオーストラリア政府観光研究所の調査により裏付けられており、それによると西豪州の生鮮食品、ジューシーな海産物、高級ワインと地ビール、シードルが毎年40万人もの観光客を州に呼び込んでいることが判明した。
「州への観光客はすでに多くのグルメを体験済みであるため、マーガレットリバー・グルメエスケープを世界一のフード&ワインイベントにすることを一つの戦略目標としている。西豪州の高品質かつ独特なグルメツアーが州観光業拡大に重要な役割を果たすことは間違いない。94,000名以上もの雇用を創出し87億ドルの経済効果がある観光業は、州にとり重要な産業だ。州政府は今後5年間でその経済効果を120億ドルまで成長させることを目標としており、グルメツアーはその目標達成に大きく寄与してくれるだろう。」とヘイムズ大臣は述べた。
Taste 2020は西豪州政府観光局が広範囲におよぶ調査や地域での協議に基づき地域開発省、農業・食品省、水産省と連携して進められている。
詳細はこちらをご覧ください。http://www.tourism.wa.gov.au