国際的に評価の高い鉱業投資環境レポート2015(Fraser Institute)によると、形式的な手続きの削減を行ったことで、西豪州鉱業セクターは再び世界一の投資先の評価を得た。
ビル・マーミオン西豪州財務大臣/鉱山石油担当は、最新の調査結果を報告し次のように述べた。「今回の評価は、州政府の革新的な資源政策と州の豊富な天然資源の素晴らしい組み合わせによるものだ。世界一になるのによくない時期はないが、資源産業が価格の低迷などで苦しいこの時期にNo.1に輝いたというのは大変重要なことだ。」
「責任ある開発とすべての西豪州の人々の生活にとりメリットのある評価だ。投資家が確信を持てるというは、プロジェクトが財政的にゴーサインを得られるということで、結果として西豪州に多くの雇用がもたらされるということだ。今日、多くの雇用を支えている主要な鉱業プロジェクトの効率化を賞賛するという業界からのコメントには強い感銘を受けた。」
西豪州では世界中のどこよりも最短で鉱山発見から生産段階に移行できること。また、3年間の立ち上げ期間に対する州政府や地域コミュニティの支援について評価された。
「弊州は承認手続きを記録的短時間で行っている一方、1億3,000万ドルの探鉱補助金スキーム(Exploration Incentive Scheme)を通じた新たな鉱山発見の促進、研究および技術に対する多額の投資、豪州最大のコアライブラリーの建設も評価されたようだ。」とマーミオン大臣は述べた。
「旧制度から業界に対し11億ドルの返金を行い、州が世界に誇る廃坑再生を目的とする基金(Mining Rehabilitation Fund)の恩恵もうまく機能しており、コスト削減、鉱山の回復が行われている。」
形式的な手続きの削減やイノベーションにより資源産業の信頼を高める一方、環境基準には一切の妥協はないとマーミオン大臣はコメントした。
鉱業投資環境レポート2015(Fraser Institute):http://www.fraserinstitute.org/studies/annual-survey-of-mining-companies-2015