4月11日〜15日の日程で開催される世界最大の液化天然ガス(LNG)国際会議および展示会(LNG18)には約5,000人が参加予定で、開催地パースは期間中、世界の石油ガス産業の注目を浴びそうだ。パースは1998年にもLNG12を開催したことがあり、3年に1度開催される業界最高レベルの国際会議開催地の権利を2度得た、唯一の都市だ。
LNG18はパースで開催される会議としては、2011年のイギリス連邦首脳会議(CHOGM2011)以来最大の国際的なイベントで、西豪州で開催される最大の産業会議である。「LNG18は州経済へ4,500万ドルの経済効果が期待されており、これはホテル等のホスピタリティ産業および観光産業にとり大きな恩恵だ。会議期間中の1週間はパースが国際的に大きく注目を浴びる機会となるだろう。」とコリン・バーネット西豪州首相兼観光大臣は述べた。
バーネット州首相は、マルコム・ターンブル豪連邦首相と共に4月11日の歓迎式典に参加予定で、会議は4月12日〜15日の期間開催される。会議参加者の68%は海外からで、4月14日夜にはスワンリバーと隣接するサー・ジェームスミシェルパークで行われる夕食会で西豪州産の素晴らしい食材を使った夕食を楽しむ予定だ。
「LNG18は産業にとり困難な時期に開催されるが、しかし一方で産業リーダーがイノベーション、競争力そして技術について顔を合わせて話し合うことのできる理想的な時期でもある。また西豪州にとっても、3月にゴーゴンプロジェクトが生産を開始したのに続き、州LNG産業が新たな成熟期に入り最良のタイミングである。ウィートストーン・プロジェクトも今年中には生産を開始する予定で、間もなく西豪州は世界最大級のLNG生産地になる見込みだ。州のLNG生産量は2015年の2,060万トンから2018年には5,000万トン近くまで今後数年で倍以上になると見込まれている。」とバーネット首相は述べた。
政府はLNG18に合わせ、フォレスト・プレイスでのLNGをテーマとした学校休みプログラム、高校生向けのキャリア・フォーラム、実在する産業課題を解決するための「発掘」イノベーションイベントなど多数のコミュニティイベントを支援している。
バーネット首相は、会議開催に関わった政府系機関、パースコンベンションセンター、パースコンベンションビューロー、パース市といったすべての機関の人々を祝福し次のように述べた。「相当数の会議参加者を収容するためパースコンベンションセンターのインフラを仮設する必要があり、この規模の会議はロジスティック面での大きなチャレンジであった。」
詳細はこちらをご覧ください。 http://www.lng18.org