WA Department of State Development(州開発省)から、2016年9月の西オーストラリア州経済プロフィールがアップデートされました。
西オーストラリア州は国内でも主要となる鉱物石油輸出州であり、近隣した成長するアジア市場からも経済の恩恵を受けています。
州は、上昇するコモディティー価格、中国と日本やアジア諸国からの需要に対応するべく過去10年にわたり前例のない企業投資の伸びを経験してました。つい最近になり、経済は新たな開発の時期へと移ってきました。
製品輸出の量は引き続き伸びている一方で、コモディティー価格の下落に伴い輸出高は減少傾向ですが、過去数年の投資による新規生産可能数の増加により生産量はのびています。
この傾向は今後しばらく続き、製品輸出額は下落する企業投資を埋め合わせると見込まれます。
しかしこれからの西豪州は非常に経済成長率の低い時期へと入りますが、このことが経済活動はほかの産業への拡大につながっています。資源ビジネス拡大の高い為替の影響に抑制されることもなく、農業、製造業、観光、教育などのほかのサービス輸出はもはや非常に競争力のある産業となっています。事業はまた労働力の確保や比較的低い仕入原価からも有益になっています。過去10年で大規模に発展した主要鉱業プロジェクトは、引続き継続するオペレーション、鉱業サービスの機会創作、製造と運輸業界、雇用のための資本支出をもたらしています。西オーストラリア州の前例のない拡大は巻き戻され、経済は歴史的にみてもより典型的な経済状況へと戻りつつあります。
今月の主なアップデート
企業投資
輸出
人口
労働市場
コモディティー価格
2016年8月の月間価格:
o 鉄鉱石は7%上昇のUS$61.0/トン
o LNGはUS$6.3/ミリオンブリティッシュサーマルユニット
o 原油価格は0.2%上昇しUS$44.8/バーレル
o 金は0.3%上昇のUS$1,340/トン
詳しくはEconomic Profileをご覧ください。