ジョー・フランシス西豪州水産大臣は、州水産業の実に95%を持続可能だと評価した水産資源についての最新の州水産省スコアカードを歓迎した。この評価により、独立した第三者機関、海洋管理協議会(MSC)認証を受け漁業管理における世界のリーダーとして認識されている西豪州の生態学的に持続可能な漁業管理への評価は、さらに強化される。
「世界中の多くの漁業者が水産資源を乱獲し枯渇しているとき、西豪州は水産資源への持続可能な管理において95%の成功率を誇っている。残りの5%は環境要因に大きく影響を受けており、一部の例では人の気配で魚の警戒心が強くなり釣れにくくなるということがあるようだ。一刻も早い回復のために積極的な管理戦略が実施されている」とフランシス大臣は述べた。
漁業関係者との特別朝食会でフランシス大臣は、州の環境的利点を最大限に活用し水産養殖を発展させていくことを確認した。「水産養殖ビジネスの投資準備地域は、水産業界の発展に一役買ってくれるだろう」。
「キンバリー水産養殖開発地域はすでに実施段階で、ミッド・ウェストの新しい地域開発は準備が整っている。現自由党・国民党連立政権による州サウスコースト地域への補助金も発表されている」
「西豪州はすでに商業漁業や真珠を含む水産養殖から年間5億7000万ドルの収益があるが、拡大を続ける水産養殖は輸出機会の新たな道筋をもたらすだろう」
フランシス大臣によると、州経済は輸出同様に年間75万人以上が楽しむ釣りからも利益を得ており、このことも漁業管理の重要性を示している。
西オーストラリア州水産省: http://www.fish.wa.gov.au