西オーストラリア州政府

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2016.10.31

「西オーストラリアの良さをシェアしましょう。」輸出キャンペーン

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輸出に的を絞った新ブランド戦略「西オーストラリアの良さをシェアしましょう。(‘Western Australia Worth Sharing’)」がコリン・バーネット西豪州首相により地元企業、各国領事および業界団体へ向け10月14日付で発表された。

「新ブランドは、青空のもと日光を浴び、きれいで新鮮な空気のなか栽培された州産の高品質な農作物を宣伝する。また、国際的に高く評価されている最新の農業や生産方法、高い食品安全基準を伝える。そしてこのブランドは共有するという考えに基づいており、州企業やその個々の物語がキャンペーンの核となるだろう」とバーネット首相は述べた。

「すでにキャンペーンに参加している企業のなかには、州でもっとも成功している農作物輸出企業から家族経営の小規模企業まで様々だ」また、州産品を輸入する企業も販促、包装、ラベル、広告およびPR活動においてブランドを自由に使用できる。

「西オーストラリアの良さをシェアしましょう。」キャンペーンは、州を際立たせた特徴のあるロゴや、海外からキャンペーンについて知り、州産品を輸出する企業とつながることのできるウェブサイトを含む。州産品の輸出パートナー企業はブランドを無料で使用でき、それぞれの国際マーケティングに組み入れることができる。これまでのところ、25社以上の企業がキャンペーンに参加しており、撮影が終わり次第、各企業のビデオがウェブサイトへ追加される予定。

ビル・マーミオン西豪州開発大臣によると、ブランドキャンペーンは810万ドルをかけ3年間の戦略で、総合的な調査試験を通じ開発されており、今後も引き続き調査し改良を重ねていく予定だ。「国際的な広告キャンペーンを通してまずはシンガポール、中国そして来年には日本、インドネシアへブランドを展開していく予定だ」。

テリー・レッドマン西豪州地域開発大臣は、地域経済はキャンペーンのなかで大きな役割を果たし、州政府が描く2025年までに州農業分野の価値を倍増させる戦略の達成に貢献するだろうと述べた。

「このブランドは、州の広大な面積や国内最長の日照時間、自然のままの環境や透明性のあるサプライチェーンなど州の多様な強みに焦点を当てている」。

「西オーストラリアの良さをシェアしましょう。」 キャンペーン:
 http://www.waworthsharing.com.au