西オーストラリア州政府

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2016.12.06

州政府の共同出資により加速する探査掘削

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西オーストラリア州政府は、探鉱補助スキーム(EIS)の共同出資掘削プログラムのラウンド14で総額475万ドルを上限とする補助金の分配を受ける42件のプロジェクトを発表した。ショーン・レストレンジ西豪州鉱山石油大臣によると、2009年に設立された非常に競争率の高い掘削プログラムは、探査の行われている地域で、企業に掘削への奨励金を提供する。

「州の重要な資源産業の継続には、探査を後押しすることが不可欠であり、今後数十年にわたり州経済を支えるものとなるだろう。この非常に成功したプログラムはすでに、多数の重要な開発をもたらしており、EIS地球物理学データや2011-12年の共同出資により支援を受け、今年11月に生産を開始したノーサム(Northam)東部のノバ(Nova)開発はその中の一つだ」とレストレンジ大臣は述べた。

その他のEISによる成功した開発は、カルグーリー(Kalgoorlie)北500kmのキャメルウッド(Camelwood)ニッケル鉱脈、パターソン(Paterson)のエネーナ(Yeneena)銅鉱脈、イースト・ピルバラのミレニアム亜鉛鉱脈、ウィルナ(Wiluna)北東のダスク・ティル・ドーン(Dusk Til Dawn)金鉱脈、ラバートン(Laverton)東のグルーヤ(Gruyere)金鉱やレイク・ジョンソン(Lake Johnson)近郊のエミリー・アン(Emily Ann)ニッケル鉱脈などが挙げられる。

共同出資掘削プログラムは、複数掘削プロジェクトへ15万ドル、単一深穴掘削へ20万ドル、探鉱プロジェクトへ3万ドルと、直接掘削にかかるコストの最大半分までを補助する。返金は掘削が完了し、報告書提出後に行われ、報告書は6ヶ月の守秘義務期間後、州鉱山石油省データベースWAMEX、WAPIMS上で公開される 。

提出された情報は、州の地質学知識に加えられ、後続の探査リスク減に貢献する。2015年初旬に公開された経済的影響についての研究によると、EISからの補助金100万ドル毎に1,030万ドル分の探査活動を創出し、2,370万ドルの州総生産(GSP)の観点から長期的な利益を州にもたらすことを示している。

ラウンド 14の合格者リストおよびプロジェクトの配分を示した地図はこちらをご覧ください。http://www.dmp.wa.gov.au/eisdrilling