西オーストラリア州政府は、地元の建設土木会社Civmec社との間に、新たに1,000名の雇用と100名の実習生を創出する賃借契約を締結した。今月16日にヘンダーソンで行われた起工式に出席したコリン・バーネット西豪州首相は、Civmec社と州政府は長期賃借契約を締結し、8,000万ドルをかけ現在の製造工場の隣に世界有数の海軍造船およびメンテナンス施設を建設すると発表した。
バーネット首相によると、この高さ60メートルの施設はオーストラリア国内最大の造船メンテナンス施設となる。「Civmec社はすでに国内で1,500名を雇用しており、新たな施設はさらに最大1,000名の雇用と100名の実習生 、新卒枠を創出する。これらの施設を開発するための当社による多額の投資は、地元企業が州の未来に確信を持つ一例だと言えるだろう」。
マイケル・ミッシン西豪州通商大臣によると、新施設は海軍艦隊の支援のため将来の造船メンテナンスを可能にするインフラ整備を通じて、連邦国防省および海軍に高水準の能力を提供することができる。「主要製造施設は長さ205メートル、幅130メートルでヘンダーソンでの主要投資だ。ヘンダーソンは、連邦政府が海軍の水上艦製造を継続的に建設することを約束した2拠点のうちの1つである。Civmec社は連邦政府の890億ドルの海軍プログラムの仕事を他社と競合している」。
西オーストラリアの官民両セクターは海軍の造船、修理、メンテナンス、改修など耐用年数の維持にかかる分野を育成するため多額の投資をしてきた。結果として、州には世界的に競争力を持ち、革新的で防衛産業プログラムにおいてもっと大きな役割を引き受ける準備ができている防衛産業が育っている。
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写真:(左から) ジェームズ・フィッツジェラルドCivmec 会長、コリン・バーネット西豪州首相、パトリック・タロン Civmec CEO、マイク・ディークスCSC Forgacs Marine and Defence社長