2017年度 西オーストラリア州鉱区公開

 

西オーストラリア州鉱山石油省は5月15日、パースで開催されたオーストラリア石油生産および探査協会(APPEA)会議において2017年度、鉱区公開を発表した。ビル・ジョンストン鉱山石油省大臣は、カニング盆地(Canning Basin)オンショアの5,324-6,667㎢と広さの異なる5鉱区への入札参加を呼びかけている。

鉱区公開により石油探査企業には石油・ガスセクターの新たな投資機会がもたらされ、州石油資源への投資や開発に長期的な支援が提供される。2011年10月にウンガニ(Ungani)、続いて2016年3月にウンガニ・ファーウェスト1(Ungani Far West1)で石油が新たに発見されたこと、また2015年7-8月に掘削されたTheia1のオルドビス紀Goldwyer層頁岩から良質な石油・ガスが発見されたことによりカニング盆地への関心は近年高まっている。

2017年度、鉱区公開への入札申請は2018年2月1日(木)午後4時に締め切られる。公開される鉱区はすべて、州政府の水圧破砕に関する政策の対象となる。

ビル・ジョンストン鉱山石油省大臣のコメントは次の通り。「マガウワン労働党政権は、州天然資源産業の機会創出に尽力している。落札者は発表されると、探査許可(EP)が付与される前にネイティブ・タイトル合意を得る必要がある。EPが付与される6年間、落札者は独占的な探査権を持つことができる。石油探査活動は、活動の開始および環境保護局などからの承認を求める前に、鉱山石油省により厳密に評価、承認される」。

詳細はこちらをご覧ください。 http://www.dmp.wa.gov.au/acreage_release