西オーストラリア州政府

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2017.08.01

石油探査鉱区の5年リリース導入

西オーストラリア州政府は、カニング盆地およびパース盆地周辺の石油探査地域で環境的、文化的、土地利用の制約を最小限に抑える戦略的な5年リリースを導入する。この戦略的な取り組みにより、より透明性の高い公平なプロセスが可能となり、少なくとも年に1度は鉱区公開計画が更新される予定だ。

6月末に公開された新しい鉱区地図は、2018-2021年に行われる石油ガス探査企業向けの競争入札の公開地域にスポットを当てたもので、“店頭取引銘柄”鉱区選択権の特別探査権(SPA/AO)申請ができない地域も示している。

西オーストラリア州政府は鉱山石油省が推奨する、業界が石油探査権を取得する競争入札を奨励する。

鉱区公開計画は、相当量の新しい有望性のあるデータや鉱区が再検討できるようになったとき、少なくとも年1度更新される。業界は公開された鉱区の特定地域を指名することが奨励され、その年の内に検討がなされる予定だ。

ビル・ジョンストン西豪州鉱山石油大臣のコメント:

「5年リリースの取り組みは、石油ガス業界により高い透明性をもたらし、特に長期的にはガスのエネルギー安全保障の改善をもたらすだろう」

「フラッキング(水圧破砕)技術の一時禁止が、資源探査企業の入札への関心を制限しているかもしれないが、科学的な研究結果が出るまで、リリースは政府の方針と対立していない。フラッキング技術の必要がないガス開発の可能性があるかもしれない」

詳細はこちらをご覧ください。

www.dmp.wa.gov.au/Documents/Petroleum/B).pdf