マーク・マガウワン西豪州首相は、州ピルバラ地区トム・プライス北西約70Kmのリオ・ティント社が保有するグレイター・ブロックマン鉱山内に位置する、リオ社最新の鉄鉱石鉱山シルバーグラス・プロジェクト(4億6,800万ドル)を正式にオープンした。
新しい一次油圧圧砕機と運搬機による生産は年内に開始される予定。プロジェクトにより、500名の建設作業員が必要とされ、完成後は約250名の雇用が維持される予定。
シルバーグラス・プロジェクトは、今年3億3,000万トンの生産率に届くリオ社の計画において重要な役割を果たしており、その低リン鉄鉱石は「ピルバラブランド」の品質維持に不可欠である。リオ社のピルバラ鉄鉱石操業は、16鉱山、ダンピアおよびケープ・ランバートにある4輸送拠点、1,700kmにわたる鉄道と11,000名を超す労働者を含む。新しい鉱山は年間1,000万トンの鉄鉱石を生産する予定。
マガウワン首相は、「州の優れた鉄鉱石業界は昨年、世界の鉄鉱石生産の38%を生産し、雇用やロイヤリティを通じて州経済に引き続き重要な役割を果たしている。シルバーグラス鉱山は、多くの大手企業による一連の新規鉱山開発の最新のものであり、州鉱業分野の依然として高い信頼性を示している。
「リオ・ティント社の鉱山オープンおよび地元企業の入札参加を容易にする新たな調達プログラムなどの戦略を通じた地元の雇用への尽力を褒めたたえたい。リオ社はまた来年には200名の見習い、実習生枠を設けており、これは州の若者にとり素晴らしい事だ」
写真:(左から右) クリス・ソールズベリー氏(リオ・ティント社 鉄鉱石部門 チーフ・エグゼクティヴ)、ジャン=セバスチャン・ジャック氏(リオ・ティント社 チーフ・エグゼクティヴ)、マーク・マガウワン氏(西豪州首相)リオ・ティント社 シルバーグラス鉄鉱石鉱山において