2017.09.22
農林水産省は、産学官が一体となり日本の食産業の海外展開を推進し、日本の「強み」を活かした農業生産から製造・加工、流通、消費に至る各段階の付加価値をつなぐ国際的なフードバリューチェーンの構築を推進している。その一貫として、農林水産省は22日、貿易・投資の調査・開発の促進に関する協力覚書締結の署名をパースにて行った。署名は農林水産省の池渕雅和審議官、および西オーストラリア州第一次産業・地域開発省Mark Sweetingham副次官代理の間で行われた。
Sweetingham副次官代理は、農業、食品及び水産分野の調査・開発を日本と共同で推進し、東南アジア市場等への輸出拡大を目指して行く機会を大いに歓迎している。池渕審議官一行はその後、西オーストラリア州北部での農業、養殖分野での共同研究の可能性について調査する為、ブルーム(Broome)の豊富な地下水を利用した灌漑農場とダービー(Derby)の大規模な海上養殖場を視察する予定。
写真: 産省の池渕雅和審議官、および西オーストラリア州第一次産業・地域開発省Mark Sweetingham副次官代理の間で行われた。