世界的ラーメンチェーン博多元助パースに初出店

人気のラーメンチェーン博多元助が、9月中旬パース初の店舗をイースト・ビクトリア・パークに開店する予定だ。パース店を経営するのはジェイソン・ローと妻ジャクリン・ウォンで、ジェイソンは幼い頃からラーメンが大好きで、本物のラーメンを追い求めて世界中を旅してきた。ジェイソンは5年前、需要を感じ本物の豚骨ラーメンをパースに広めたいと思った。しかし、他の国々で交渉したラーメン店はまだ海外進出の準備ができていなかった。

そして3年前メルボルンの博多元助でラーメンを食べ、パースで豚骨ラーメンの店を開くという夢がさらに現実に近づいた。そのためにパース、メルボルンそして日本を何度も行き来し、開店に最も適した場所、サプライヤー、設備や従業員などについて話し合い、パースのラーメン市場について調査した。ラーメンを作るシェフたちもまた、メルボルンや日本の本部で厳しい修行を受けなければならなかった。

博多元助は、シェフでラーメン・チャンピオンでもある吉村幸助氏により創業された。活気ある福岡市中心地、博多を起源とする豚骨スープのなかに本物の日本の細麺が入っている。

客席30のパース店は、昔ながらの活気ある従業員、素早い提供、超満員、狭いスペースに美味しいラーメンといったビクトリアや日本の店舗と同様の雰囲気や清潔さを備えている。

ラーメンは博多豚骨、黒豚骨、ゴットファイヤーと塩豚骨の4種類があり、サイドメニューとして、豚肉餃子や博多スタイルの唐揚げなどがある。

出典： The West Australian