ユニクロ、パースへ初出店

ファスト・ファッション・カジュアル衣料チェーンのユニクロ（日本）が西豪州に初の直販店Uniqlo Plaza Arcadeを今年中旬頃までにマレー通りモール(Murray Street)にオープンさせる。大人、子供、幼児用ライフウェアを販売する面積1,290㎡の旗艦店オープンのニュースは今週、オーストラリアでの利益改善のニュースと当時に発表された。

衣料品小売業ユニクロは、2016年の580万ドルの損失から、8月までの一年間に757万ドルの利益を達成したと発表した。パース店はユニクロが2014年にオーストラリアへ初上陸して以来15店目となる。他のファスト・ファッションブランドのZaraやTopshopは2014年に、H&Mは2015年にパースへそれぞれ初出店した。

ユニクロ・オーストラリア辻社長は、ユニクロのオーストラリアでの成功の鍵として、従来型の商品、人事および店舗の場所を挙げ、ユニクロは2014年のメルボルン初出店以来、着実にオーストラリアで成長を遂げてきたと言う。The Plaza Arcade 店は、スターヒル・グローバル不動産投資信託(Starhill Global Real Estate Investment Trust) により所有されており、広報担当のジョナサン・ クー氏は、ユニクロの進出によりパースの小売市場に国際色を追加してくれるだろうと期待を述べた。

コリアーズ・インターナショナル(Colliers International)小売業担当ベン・タナ氏が、スターヒルとユニクロの長期リース契約を仲介した。ユニクロは、GU、 Helmut Lang、 J Brand、 Princesse tam.tam 、Theoryを自社ブランドとする衣料デザイナー、メーカー、小売業者である株式会社ファーストリテイリング（日本）が所有する。