西オーストラリア州鉱山・産業規制・保安省により発表された統計によると、州資源産業は2017年いくつもの大きな節目を迎えた。鉄鉱石価格の高騰、LNG生産量の堅調な伸び、継続的に成長している金は2016年から16%増の1,088億ドルの売り上げを記録した。
鉄鉱石売り上げは、14%増の約630億ドル、金売り上げは、10年前の倍以上となる初の110億ドル超えとなり、LNG生産量は38%増の3,270万トンを記録した。2017年に州内で産出されたリチウム含有鉱物、リシア輝石の売り上げは、166%増の7億8,000万ドルに到達した。
ビル・ジョンストン西豪州鉱山石油大臣は次のようにコメントした。
「2017年は、州資源産業にとりプラス成長の年となり、重要な分野での記録的な生産は明るい話題となった。世界的需要の課題や地政学的な不安定性にもかかわらず、統計は2017年の州資源産業を好調と評価した。西豪州政府は、引き続き資源産業を支援し、州内の雇用創出に尽力していく。鉱業分野での継続的な雇用の増加は大変喜ばしい」。
西豪州資源分野での直接雇用の平均人数もまた6%増加し、111,000人を超えた。
詳細は、こちらをご覧ください。 http://www.dmp.wa.gov.au
写真:Wheatstone Project 出典:Chevron