西オーストラリア(WA)州資源産業は、2012-13年会計年度において過去2番目となる高い業績を示した。ビル・マルミオン鉱山石油相は、最新の統計によると2012-13年のWA州鉱物及び石油生産高は1,020億ドルであり、3年連続で1,000億ドルを上回わった、と述べた。
マルミオン鉱山石油相は、鉱山石油省により公表された2012-13年の記録によると、WA州の資源産業は、形式的手続きの簡略化、環境への適切な対応、効率性の改善などのために州政府の強力な支援を得て成長を維持することができた、と語った。
鉄鉱石は、WA州の最高価格の資源で総鉱物の73%を占め、売上高は564億ドルであった。石油部門での最高価格製品であるLNGは2.9%増加の245億ドル、生産高は約29%増加し1,980万トンを記録した。
鉱山石油相は、政府は今後もWA州が競争力を保ち続けるために努力を続けるとし「私は、鉱山石油省とともにWA州のためにコスト削減、またWA州への継続的な資源投資の受け入れに取り組んでいる」と述べた。
これはWA州の廃坑再生を主な活動とする最初の基金(Mining Rehabilitation Fund)の導入も含んでいる。世界経済の先行き不透明感や製品の価格引き下げ要求にもかかわらず、政府の率先的なアプローチはWA州が魅力的な資源投資先として存続するという成果を上げている、とマルミオン鉱山石油相は語った。
すべての統計は下記URLをご覧ください。
www.dmp.wa.gov.au/lateststatisticsrelease