西オーストラリア州政府は、鉱業の事業計画(PoW)の認可有効期間を2年から4年へと延長することで手続きの簡略化を図ることになった。ビル・マルミオン(Bill Marmion)鉱山石油相(Mines and Petroleum Minister)は「この決定は、資源産業の煩雑な手続きの軽減や効率性の改善に寄与し、探査事業を運営する業界により大きな柔軟性を与え、それと同時に厳しい環境基準を確実にクリアすることになる」と述べた。
PoW認可は資源産業が探査事業を環境的に持続可能な方向で実施することを確実にし、また探査作業を完結させるために時間枠を延長した、とマルミオン鉱山石油相は述べた。これにより例えば異常気象やオペレーター、機材、また資金など探査事業に影響を与える不測の事態にも備えることになる。
鉱山石油省は、2009年1月1日から2013年6月30日の間に10,372件、2012年に2,596件、2013年上半期は1,160件の申請を受けつけた。
PoW有効期間は投資家からの意見を反映して変更された。この有効期間は探査事業が認可された区域にのみ適用される。「もし認可区域外で事業実施を計画するならば、その事業開始前に認可を取得する必要がある」とマルミオン鉱山石油相は述べた。