西オーストラリア(WA)州経済は、2年連続でオーストラリア国内総合トップとなり、分野別では小売、設備投資、住宅金融が1位であった。鉱業や土木建設分野の新投資は減少傾向にあるが健全なレベルを維持しており、またパースの増え続ける人口が住宅建設の増加を引き起こしている。
「パース及びWA州が現在経験している変化は、その経済や人口増加によるものが大きい」とパース委員会のCEOマリオン・フォルカー(Marion Fulker)氏は述べた。
「私達は、多くの政策や、またこの数ヵ月間で承認・開始された事業並びに完成した事業が各地域へ変化をもたらしていることなど、様々なレベルで驚くべき成長や変革を経験している。更に良いニュースとして、パースはエコノミスト・インテリジェンス・ユニット(Economist Intelligence Unit)世界の暮らしやすい都市調査で5年連続トップ10入りし、今回も9位となった」
パース委員会のファクトシート3は、パース及びWA州の概略であるが、変化を続けるライフスタイル関連の政策だけでなく、主な経済指標、テクノロジー、技術革新、インフラ等の発表の全てが含まれている。
ファクトシート3の内容:
・WA州の資源プロジェクトの内、すでに建設中または契約済みのものは1,770億ドル、検討中の事業は1,200億ドル。
・パースは、エコノミスト・インテリジェンス・ユニットの世界の暮らしやすい都市でトップ10にランキング。
・首都パースの境界拡張案の詳細
・州政府の地方自治改革計画
・路面電車MAXプロジェクト計画/18億ドル
・州ネットボール・センター建設/1,860万ドル
・CBD(セントラル・ビジネス地区)のフリーマントル(Fremantle)半地下鉄開通
・WA州の設備投資は2012年実質で33%増加
・2013年3月四半期にWA州で就労している132万人の内、鉱山業従事者は110,500人で、これは昨年同時期より5,400人多い。
・6月中旬までのパース・アリーナ入場者数は555,000人。
・6月30日の年度末におけるパース空港の旅客輸送の旅行者数は8.17%増加し1,370万人に、フライト数は6.5%上昇し151,333便であった。
「更にWA州の技術革新が急速な発展を続けている。WA州は鉱物資源、再生可能エネルギー及び農業において世界が認めるハブへと成長している。世界の鉱業関連ソフトウェアの60%はパースで作られ、またWA州初の本格的規模の潮力発電所にゴーサインが出、そして廃棄物をエネルギーに変換するプラントの開発も環境認可が下りている」とフォルカー氏は補足した。
詳細情報及びファクトシートは、パース委員会のウェブサイトをご覧ください。
www.committeeforperth.com.au