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2013.09.09

日立建機、フォレストデールへ移転

Hitachi CA image

総合建設機械メーカー大手の日立建機(オーストラリア)Pty.,Ltd(HCA)が、アーマデール(Armadale)地区のフォレストデール(Forrestdale)ビジネスパーク内に1億ドルを費やして本社及び工場を建設する決定に、ジョン・デイ(John Day)プランニング相は歓迎の意を表した。

HCAのデイヴィド・ハーヴィ(David Harvey)代表取締役は、この新しい本社工場により同社のサポート態勢を更に拡大すると述べた。「この新工場は、西オーストラリア(WA)州及び他州市場へ最高レベルの顧客サポートを届けるための強化の一環であり、弊社の長期視点に立つ戦略的投資である」

デイ・プランニング相は、同社のオーストラリア本社移転により、この地区で350名の雇用が生まれると話した。同社はフォレストデール・ビジネスパークに10haの土地を取得したが、このパークへの移転やハイテク工場建設決定は、他の企業にこの地区への関心を呼び起こした。HCAの建設は2014年4月から開始される予定である。

「日立は有名企業であり、リオ・ティント(Rio Tinto)、フォーテスキュー・メタルズ・グループ(Fortescue Metals Group)、BHPビリトン(Billiton)などWA州鉱山関連企業へダンプカー、ブルトーザー、掘削機、コンバインなどの建設機械を供給している」「同社は手狭になった既存の工場から、WA州での更なる発展を狙いフォレストデールを選択した」

デイ・プランニング相は、この動きにより公共及び民間の投資が刺激され、アーマデール地区での生活や職業環境が活性化されると述べた。フォレストデール・ビジネスパークは商業及び工業用地として300ha超の広さがある。