オーストラリア連邦政府主導の地方都市での雇用促進とした政策において、パースはリージョナルシティ(地方都市)として認定。これにより留学先としてのパースの魅力が増し注目を浴びている。
直近の留学生に関するビザや移住に関する規定の変更を受け、州政府はパースを「リージョナル都市」として再度分類をするように要請、2019年11月16日より有効となることに決定。
連邦政府が西オーストラリア州の事業・大学の協力のもと、留学生へのパース留学へのインセンティブをもたらす変更内容に同意したことにより、西オーストラリア州の市場のシェアを拡大することが期待される。
連邦政府のマーティアス・コールマン財務大臣は州政府に対し、オーストラリアの移住制度が西オーストラリア州の都市や地方のニーズを満たすため、一丸となった取り組みを推進することを明言した。
コールマン財務大臣は「リージョリナルシティ指定都市として、従来のポストスタディーワークビザにさらに1年間の延長ビザが追加となったことで、留学生の選択肢としてパースは注目すべき場所になるだろう。」と述べた。
「ポストスタディーワークビザの1年の期間延長はパースを留学先として選択する留学生に就労体験、所得、その後の経済的な安定をもたらすだけにとどまらず、より強固な州の経済成長を促すことにもなるだろう。」
マーク・マガウワン西オーストラリア州首相は、この変更は州全体の留学生誘致そして経済支援に対する州の能力自体改善につながる機会になるだろうと述べた。
さらにマガウワン首相は、「さらなる留学生誘致は州の経済状況の多様化と成長を促進し、州民への雇用機会を創出することになるだろう」と述べた。
「西オーストラリア州にはパース以外にメインキャンパスを構える大学がないことにより、我々が不利な状況下とならないよう州政府として政策を調整した。」
「西オーストラリア州への利益を最優先にする結果を達成できるよう、協力を得られたことに関して連邦政府へ謝意を表す。」
スー・エラリー西オーストラリア州教育訓練大臣は、14,600もの正規雇用を州の国際教育産業が支えていると述べた。
また、「留学生は社会への活気やコミュニティー文化を多様かつ豊かにするだけではなく、海外から留学生の友人や親戚、家族を魅了し影響することにつながる。」と述べた。
今回の変更は西オーストラリア州技術移住職業リスト (Western Australian Skilled Migration Occupation List – WASMOL)への影響はない。
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