・ピルバラ港湾局と日本の姫路港との覚書締結に西オーストラリア州首相が立ち合いました
・再生可能エネルギーのサプライチェーンにおける、協力関係の促進と機会の探求を後押しするする覚書です
マーク・マガウワン西オーストラリア州首相は、州と日本との再生可能エネルギー貿易機会を促進するための新しい覚書(MOU)調印に立ち会いました。
ピルバラ港湾局(Pilbara Ports Authority, 以下「PPA」)と姫路港との覚書は、再生可能エネルギーと炭素排出量ゼロの取り組みに関する両港の協力と知識交換を後押しするものです。
日本の西部に位置する姫路港は、西オーストラリア州と強い貿易関係にあり、ピルバラ港から液化天然ガス(LNG)、鉄鉱石、石油、塩を輸入しています。
マガウワン首相は、西オーストラリア州の未来産業への投資を促進する州政府ミッションの一環として日本を訪問しています。
日本滞在中、PPAの代表団は播磨沿岸地域を視察し、カーボンニュートラルな港湾計画について学びました。
この覚書は、1981年に兵庫県と締結された西オーストラリア州との姉妹州関係をさらに強化するものです。
マーク・マガウワン州首相コメント:
西オーストラリア州の港湾は、輸出産業の生命線であり、低炭素型の新しい産業や機会を取り込む上で、重要な役割を果たしています。
ピルバラ地区は、再生可能水素、アンモニア、クリティカルミネラル(重要鉱物)の分野で大きな成長の可能性を秘めており、今日の姫路港とのMOUは、日本の貿易パートナーと共に、地域の雇用を促進するのに役立ちます。
リタ・サフィオティ港湾相のコメント:
マガウワン政権は、2050年までにネットゼロエミッションを達成することを約束しており、PPAはオーストラリア国内だけでなく、世界中に再生可能エネルギーを輸出するための絶好の位置にあります。
姫路港は、PPA港から輸出されるLNGの最大の輸入先の1つであり、港のインフラや脱炭素化を支援するための取り組みを検討する機会がありました。
グリーンエネルギーへの移行を続ける中で、港湾間の協力と知識の共有が進むことを期待しています。
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