西オーストラリア州政府

ニュース


2013.04.30

西オーストラリア州初のウラン事業に連邦政府認可下りる

Bill Marmion

住宅/鉱山石油相
ビル・マルミオン(Bill Marmion)

4月2日、連邦政府の環境認可が下りたことにより、トロ・ウィルナ(Toro Wiluna)ウラン鉱山は、西オーストラリア(WA)州及び連邦政府の環境認可を受けたWA州初のウラン事業となり、WA州の新しい産業への道を開いた。建設工事の着工までには、採掘プロポーザル(Mining Proposal)及び閉鎖計画(Closure Plan)を含む鉱山石油省の一連の認可が必要とされる。

ビル・マルミオン鉱山石油相は、連邦政府の環境認可を歓迎し、次のように述べた。「私が環境相であった5ヵ月前に、このプロジェクトへの州環境認可を下ろしたこともあり、連邦政府の承認を大変嬉しく思う」

またマルミオン鉱山石油相は、ウラン採掘産業が安全で環境に対しても責任を負っていることを州政府が保証することで、WA州の人々に安心をしてもらいたかったと述べた。WA州のウラン鉱山は、ウラン資源の安全及び平和利用に関する国際的なセーフティガードのすべてを満たしており、また採掘・輸送の環境認可も得ている。

WA州では、現在約26の鉱床で211,000トンの酸化ウラン埋蔵量を確認している。