西オーストラリア州政府

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2013.04.22

中部電力がウィートストーンLNG売買契約を締結

中部電力株式会社は、西オーストラリア(WA)州ウィートストーン(Wheatstone)プロジェクトからの液化天然ガス(LNG)購入に関する長期売買契約(SPAs)を、シェブロン社(Chevron Corp)等と締結したことを発表した。この契約のもとシェブロン・パートナー企業(Chevron Partnership)は、年間100万トンのLPGを中部電力に最長20年間供給する。シェブロンが運営するウィートストーン・プロジェクトは、WA州オンズロー(Onslow)の西12kmのアシュバートン・ノース(Ashburton North)に位置する。このプロジェクトは、年間890万トンの液化能力をもつ2LNGトレイン及び国内ガスプラントで構成されている。

シェブロン・ガス&ミッドストリーム(Chevron Gas and Midstream)のJoe Geagea社長は次のように述べた。「主要LNG取引先の一社である中部電力は、現在シェブロンが運営するゴーゴン(Gorgon)プロジェクトのパートナー企業であり取引先でもある。ウィートストーンLNGのSPAsにともない、両社間で更に強い協力関係を拡充できることは喜ばしい」

シェブロン・オーストラリアの常務取締役ロイ・クリズウォシンスキー(Roy Krzywosinski)は「ウィートストーンからのLNGの内シェブロン権益の80%以上は、アジアの取引先との長期売買契約のもとにある。これらの契約はアジア太平洋地域の安全・確実・クリーンなエネルギー資源需要の増大に応えるためにも、ウィートストーンが地理的に優位にあることを証明している」と述べた。

ウィートストーン・プロジェクトは、シェブロン・オーストラリア社(64.14%)、アパッチ・ジュリマー社(13%)、クフペック・オーストラリア・ジュリマー社(7%)、シェル(6.4%)、九州電力(1.46%)、PEウィートストーンPty社(東京電力も一部保有)(8%)のジョイント・ベンチャーである。シェブロンは、ウィートストーン及びイアーゴ鉱区の権益80.17%も保有し、ウィートストーン・プロジェクトへの供給ガスの内80%を提供している。同鉱区でのパートナー企業は、シェルのオーストラリア子会社(8%)、九州電力(1.83%)と共に、PEウィートストーンPty社(東京電力も一部保有)も権益を10%所有する。