財務/運輸/救急医療大臣
トロイ・バスウェル (Troy Buswell)
トロイ・バスウェル財務相は、2012-13年半期決算概観を12月下旬に発表し、西オーストラリア(WA)州は増え続ける人口に支えられ、この国で最高の経済成長を持続していると述べた。
「世界中に蔓延する経済の先行き不透明感にもかかわらず、WA州経済成長率は2011-12年に6.7%を記録し、2012-13年は予算案の4.75%から6%への上昇が予測される」「企業投資の安定的増加によりWA州経済は好調を示し、他州経済を上回わって国家経済を牽引している」とバスウェル財務相は述べた。これはコモンウェルス証券(CommSec)の州・特別地域別経済パフォーマンス・リポートでも、WA州はオーストラリア各州の中で最も安定した小売業、設備投資、完成済み建設工事及び人口増加等により経済成長の力強さが評価されている。
またWA州は、好調な経済により昨年中に人口が毎週1,500人ずつ増え続け、このような堅調な経済及び人口増加は多大な恩恵をもたらすが、また多くの公共事業やインフラ整備の需要も発生する。
半期決算概観では、これらの需要、また病院・教育・運輸交通インフラ整備等のWA州地域社会への重要公共事業のための支出をすでに織り込み済みである。今年度の州予算時の歳入減少の見通し及び増加する公共事業への需要に対応するために、州政府は様々な経費削減政策を実施し、それにより約5億2700万ドルの成果が得られると推定される。
政府の資産投資事業では、2015-16年までの4年間で合計274億ドルを予定し、これは予算案より10億ドルの増加であり、今年度の医療・電気・運輸交通及びその他重要なインフラ整備のための73億ドルの支出を含む。純負債額は予算案の186億ドルから182億ドルへと減少すると見られる。
半期決算報告の詳細は、こちらをクリックしてください。 CommSecの州・特別地域別経済パフォーマンス・リポートの詳細はこちらをクリックしてください。